1995-03-29 第132回国会 参議院 予算委員会 第17号
○大脇雅子君 東南アジアの最後の原油基地と言われるベトナム南部沖の石油開発プロジェクトというのは、このリストラ計画の中に入っていたのでしょうか。
○大脇雅子君 東南アジアの最後の原油基地と言われるベトナム南部沖の石油開発プロジェクトというのは、このリストラ計画の中に入っていたのでしょうか。
またインド洋では、アラビア湾の原油基地から原油を積んで日本に向かうオイルタンカーの通過ルート上にありますモルジブ諸島がその戦略的位置の重要性が極めて高いところからソ連は積極的に関係強化をねらっております。難民の問題も国際政治に大きな影を落としています。
ところが、そのメリットがメリットにならないというようなこと等であるとするならば、煩わしいこの原油基地とか備蓄基地なんというものを望んでつくる町村というのは恐らく出ないはずなんです。その証拠に、いま国が国家備蓄をやろう、あるいは民間備蓄にしましても、やろうとし、やらせようとする町村の中では、これは交付団体のところが多いはずです。いわゆる貧乏市町村ですね、財政の不如意な市町村。
○山原委員 かつていわゆる原油基地問題のときに、通産省でございましたか、出されました適地、ちょっと記憶が不確かですが、たしか全国十四カ所が出ておりまして、それにたとえば高知県の宿毛湾、志布志湾というようなところが出ておったことがあり、それが一つのもとになって、いわゆる原油基地、CTS問題が出たことを覚えておりますが、いまの調査というのはそういうものではないわけでしょうか。
原油基地なんか、たとえば志布志湾は、六十年度までは埋め立て方式ではもう無理だから外したと、その先も、長い計画ならばここを検討することもあるかもしれぬというお話なんですよ。この核燃再処理工場に限って、いままだ全国白紙でございまして私ども何にも考えておりません、そういう漠然たる状況で、六十五年操業開始というような言い方は結びつかぬのじゃないですか。
○森清説明員 先ほど申し上げましたように、石油備蓄の基本的な方式としましては、恒久的な陸上の原油基地に備蓄をするというぐあいに考えておりまして、タンカー備蓄は、あくまでもそういう陸上の恒久基地ができ上がるまでの緊急つなぎの措置、かように私どもは考えております。
○中野明君 そうしますと、これは昨年の十一月でしたか、当委員会で、私環境庁長官に、当時は石原長官のときでありましたが、前に問題になっておりますいわゆる「日本列島改造論」ということから端を発しまして、高知県の宿毛湾というところ、そこが非常に原油基地として最適のように、四国で言えば橘湾と宿毛湾ということを、地名まで明記して挙げているわけです。
○中野明君 それから、先ほど通産省から、備蓄のことで大体目標どおりいっているというお話でございましたが、国土庁においでいただいていると思いますが、三全総に関係してお尋ねしたいんですが、三全総の中で、九州地域とそして四国地域、この方面にやはり新たな原油基地というんですか、そういうものが必要だという意味のことが書いてあります。
○中野明君 この計画を入れるときに、いわゆるCTSというんですか、原油基地、この問題を含めての開発という前提になっておるんですか、どうですか。
それで、なぜここでこういう話を持ち出すかと言いますと、「日本列島改造論」という有名な本が出まして、その中で、この宿毛湾というのが原油基地にもう最適じゃないかということが書かれてあったために大騒ぎになりまして、そして地元ではもうこれ、こぞって漁民は猛反対です。特に今回この事件が起こりまして、地元漁民の心配が表面に出たわけですね。
だから、黒潮は東に流れておるから、原油基地をつくって、もしこういうことが起きても心配はないとお考えかもわかりませんけれども、今回の事故で実証されたわけです。
これがCTS、いわゆる原油基地の設置ではないかというようなことで心配をし、過日も高知県の漁民が三千人も集まって、これの反対大会も持たれたというように、非常にこれに対して拒否反応を示しておるわけですが、そのやさき、こういった事故が生じたわけです。
えても、三全総の中で四国西南地域を取り上げておるのは、工業というのはほんの附則的なつけたりのような文章で入れておるわけですけれども、いまの局長の話を聞くと、やはりその辺の、ことに石油備蓄基地の候補地としてこれを挙げて考えておるような、またそれに当てはまるようなニュアンスのある発言のようですけれども、そうしたことについては現地ではもう大変な神経をとからせておるわけなので、少なくとも現地にそういうふうな原油基地
ところが、今日通産省あたりでよく言われておるのは、宿毛湾に原油基地を持ってこよう、そしてその原油基地を導入するに当たっての調査費が計上されておるから、これを受け入れて原油備蓄基地として適当かどうかというようなことで、盛んに県と取引といったら語弊がありますけれども交渉を重ねておる、こういうことでありますが、漁業の宝庫と言うべきこの地域に原油基地を持ってくるということは、国土の保全上、いま油で汚染されておる
○山原分科員 私の質問は、高知県の宿毛湾の原油基地、CTSの問題を中心にしまして備蓄問題等、最初に通産省に対して質問をいたします。 まず第一番に、伊藤忠株式会社が宿毛湾CTS構想をすでに幾たびか発表しておりますが、この点について御存じでございましょうか、またどんな構想か御承知でしょうか。
○山原分科員 もう時間が来ましたけれども、宿毛地域、宿毛湾周辺ですが、それを言ったので、私のあれが間違いであれば後で正しますけれども、こういう状態の中で果たして無理な原油基地などというものの設置が適切かどうかということなんですね、それだけ伺っておきたいのです。
さらに、五十年三月には宿毛湾海流調査解説の宿毛湾における油分汚濁拡散予測というのが出ておりますが、これによりますと、原油基地ができました場合に宿毛湾の汚染状況は〇・〇一ppmの油分で、異臭魚が発生するということが出ています。湾内全部は大体〇・〇一ppmとなると報告をしております。
とかあるいは鹿児島県の喜入とか、こういったようなところで増設ないしは新設で備蓄を進めていくということをお聞きしたことでしたが、こういった民間企業で行うという備蓄について、国としてはこれに相当——あるいは計画の中に民間企業がその上へ乗った形において、それぞれやっていくというようなことになるんではないかと思うのですが、特に高知県の場合に、もう御案内のことだと思うのですが、西南地域、宿毛湾を中心とした地域に原油基地
それから、このことは環境白書にも指摘をしておりますが、これらの差し止め請求の対象が、空港とか鉄道とかあるいは高速道路、港湾、そういった公共的なもの、コンビナート、原油基地、原子力・火力発電所、そういった公共性を帯びたものが非常に多いわけですね。
○山原委員 現在のこの宿毛湾における原油基地の問題、宿毛湾と言えば、残された、大変きれいでしかも漁業資源の一番豊富なところでございまして、かつて水産資源保護協会に県は依頼をしまして、ここの調査を行っております。原油基地の問題を中心にして行われた調査でありますが、調査の結果は、漁業とCTSとは両立しないというのがこの保護協会の結論であったわけです。
それは全く言い逃れで、しかも高知県は、県知事の発言としては、原油基地は断念するということを発表されているのが現在の事態です。そういう状態の中でこういう検討委員会に対して、恐らく通産省からの呼びかけがあったのではないかと私は思いますけれども、こういうメンバーに正式に入っておるということが一つの大変不思議なことであります。
○山原委員 最後に、運輸省の航空局がお見えになっておると思いますが、この原油基地のできます宿毛湾ですが、その隣の村に三原村というのがございます。そこに今ノ山という山があるわけですが、ここに運輸省の航空局はレーダーを設置するという計画があると言われておるのですが、それは事実でしょうか。また、そのレーダーはどのような任務を持ったレーダーでしょうか、伺っておきたいのです。
○井上(泉)委員 いまの言葉を私は信頼して、事態の推移を見、そして原油基地をあそこへ設置するということを——私は備蓄が必要ないと考えるのか、必要があると考えるのか、そのことは勉強不足でありますのでよう言わぬわけですけれども、少なくともこれからの日本の食糧事情等を考え、沿岸の漁業の実態を考えて、宿毛湾に原油基地を持ってくるという構想は国家的にも大変誤ったことになるわけなので、そのことについては、私は地域
進められておると思うわけでありますが、その進める中において、また新たなコンビナートをつくるとか、あるいは原油基地をつくるとかいうような構想を通産省ではお持ちだと思うわけです。
○井上(泉)委員 その九十日の備蓄を仮にやろうとするならば、現在の石油の備蓄の容量から考えて、どれだけまだ必要とするのか、そのことを問うておりますと時間がありませんので、問題は、この宿毛湾における原油基地構想というものは、国家経済の面から見ても重要な漁業の基地が汚染をされる。
これが原油基地の建設を四十七年に行いまして、現在十万キロリットルのタンク三基が山を削った敷地に設置されております。下津町といいますと、御承知だろうと思いますが、万葉の昔からうたわれた非常に風光明媚なところであり、また紀ノ国屋文左衛門がミカンを運び出した有数の港でもあるわけですね。ここはいまではもうミカンの町から石油の町に化してしまったというのが実態であります。
そこで次に、石油の貯蔵タンクあるいは原油基地、こういうところにはタンカーが絶えず出入りするわけです。そのタンカーが出入りをいたしましたときに、必ずバラスト水を排出するわけです。この自治省からもらいました七十カ所の指定地域、これは「想定」と書いておりますが、この中でこのバラスト水、そうした廃油を処理する施設のないところはどこどこですか。これについて調査なさいましたか。
そこで自治大臣に、最初にこの法案で、私は事実に基づいてどういうようになるのかということをお聞きいたしますけれども、奄美大島の宇検村というところがありますが、ここに枝久手島という島がありまして、ここに東亜燃料が五十万バーレルの原油基地をつくろう、こういうような計画が出ておるわけであります。地元も反対しておりますけれども、これはちょうど枝久手島と本土をつぶして焼内湾という湾を埋め立ててしまうんですね。
○岡本委員 その場合に環境庁長官は、石油コンビナートあるいは石油原油基地、この新設の届け出があったものに対しては、チェックして環境アセスメントをする、これをひとつ明らかにしていただきたいと思うのですが、いかがですか。
ここは御承知のように伊藤忠の原油基地ができるかどうかということで大騒ぎをしておるところでありますが、漁業関係者が千五百十八名、一千百四十一隻の船があります。また隣の大月町、ここは漁船が五百二十九隻ございます。隣の愛媛県の城辺町、ここには五百八十九隻の船がありまして、これはほとんど夜間操業です。これに注意報、警報の伝達ができなくなるということは、これは重大な問題です。
○久保亘君 最初に石連の中島参考人にお尋ねいたしますが、あなたのほうでは衆議院の予算委員会で、鹿児島の日石喜入原油基地については、防油堤その他の設備が十分であるから、海上に油が流出することは絶対にないというお答えをなさっているようでありますが、私がいま申し上げましたことは間違いありませんか。
それはそのとおりにお聞きいたしますが、あなたはこの日石喜入原油基地が操業を開始した日に、海上にかなり多量の原油流出事故を起こしたことを御存じですか。
○久保亘君 消防庁の次長がお見えになっておりますが、長官は喜入の日石原油基地におけるタンクの不等沈下はきわめて小さく、何ら問題はないと、衆議院の予算委員会で答えられたと新聞に報道されておりますが、間違いありませんか。
そしてもしこの喜入の日石原油基地に災害が起こりました場合にはだれが出動するのか。喜入町とこの消防協定を結んでおります鹿児島市消防が出動するのであります。ところが、鹿児島市消防はこの日石喜入基地のタンクについては全然検査の権限もなければ、かねてはそのことについて何も知っておらぬのであります。では、この災害に対する防御体制というのは大丈夫なのであろうか。